2020年1月例会報告

日時:1月23日(木)18:30~21:00

会場:ホテルフラッグス諫早

テーマ:まちづくりサミットinいさはや ~自分たちで「まち」をうごかす~

報告者:(株)大幸企画 代表取締役 時 忠之会員(大村支部)

大村市の実例を学びながら、これからの「わがまち」について意見を交わすというスタイルで、発展のヒントをつかむことを目的に開催されました。もはや行政頼みのまちづくりは限界に達しており、市民や企業家も一緒になって取り組むべきであり、そのためには活動のための「ルールブック(振興条例)」が必要になるということです。なぜならばルールブックがなければ、例えば市長が代わるたびに計画が変更になったり中止になったりするからです。

報告者の時さんは、大村商工会議所の副会頭でもあり、大村市の振興条例制定後、官民参加による振興会議を開催されている中心メンバーです。実際に関わっておられるので、事例がリアルでとても理解しやすかったです。各地で人口減少問題が深刻化するなか、大村市は逆に人口が増加しており、特に子育て世代が増加しているように見受けられます。この差は何でしょうか?

グループディスカッションでは、わがまちで「こんなこと、できたらいいな」というシンプルなテーマで「ランドマークをつくろう」「Wi-Fiを整備しよう」「学園都市にしよう」「魅力的な資源があるのに生かされていない」など、たくさんのアイデアや希望が出され大いに盛り上がりました。

今回は、他支部・YEG・若手銀行マン他、ゲスト様など20名、諫早支部から31名、計51名が参加し、後の懇親会席上では2名の新入会希望者がでました。「面白かった。同友会なら学べる。一緒に行動できる」というのが入会の動機でした。

3月19日には、まちづくりにSDGsを絡めた第二弾例会も企画されています。皆様のご参加をお待ちしております。

文責 諫早支部 上野 辰一郎