2020年2月例会報告

日時:2月20日(木)18:30~21:00

会場:ロイヤルベルズ諫早

テーマ:青年経営者合同例会  Diversity Management

~ダイバーシティ マネジメント~

報告者:(福)ながよ光彩会 理事 統括施設長 貞松 徹 会員

参加者数:46名(会員39名、ゲスト7名)

 

今回は、青年経営者会との合同例会で、ダイバーシティマネジメントについての報告でした。

実際に実践されている貞松さんの報告を受け、今までダイバーシティ=多様性という表面的な言葉しか理解していませんでしたが、こんなに広く深いもの、また優しいものだと実感しました。

「常識とは誰が決めた、誰の価値観なのか。」多様性を学ぶ、最初の問いです。

今まで当然だと思っていた「常識」がどうも違っていたのかも、と会員皆驚きと戸惑いと共に、これからの働き方について大変勉強になりました。

「障がい者雇用の取り組みについて」「外国人雇用の状況について」「保護司との連携について」「LGBTQに配慮した環境の工夫」「高齢者雇用について」「これからのチャレンジ」など、盛りだくさんの内容に貞松さんは、ここまで考えて行動しているのかとびっくりしました。

たとえば、外国人雇用のために職員をスリランカ等に派遣し、外国人労働者の立場を実感してもらう。前科があっても再就職できれば再犯率が低いということ。LGBTQは人口の7パーセントということで、特別なことではないので、当然トイレや更衣室なども配慮した設備にする。等々貞松さんの熱い思いが伝わってきました。

その後のグループディスカッションでは、ダイバーシティの実践とは?やはり相手の立場や思いを尊重する。最初から拒否せず相手を知り、受け入れるなど寛容さではないかと意見がでました。

「違う」ということを前向きに考え、働き方も多様化させることは、まさに「持続可能な開発目標」だと思います。

文責 三宅 ちはる