諌早生活食品工業（株） | 長崎県中小企業家同友会諫早支部

おすすめ商品

食卓に笑顔を。

1954年、長崎県諫早市に創業した「諫早生活食品工業」は、調味料や食卓用品を中心に事業を展開する食品会社です。
「食卓に笑顔を」という経営理念のもと、商品を通して長年多くのお客様に食の大切さをお伝えして参りました。
取り扱っております麹や漬物の素は、創業当初の味を大切し、昔ながらの自然の力で健康と安心を提供しています。

私たちの歴史
諫早大水害を乗り越えて。

創業間もない1957年(昭和32年)7月、「諫早大水害」が諫早市を襲いました。「諫早大水害」は死者・行方不明者500名以上、3000戸以上の建物が被害を受けた、未曾有の大災害です。当時、本明川に近い当社も1階部分が浸水し、甚大な被害を受けました。
約70年続く「諫早生活食品工業」。これからもたくさんのお客様に、食のありがたさや大切さを伝えていきたいと思います。
昭和41年、現在の場所に移転。
さらに今回、令和２年の新築にともなっての片付けの中で工場の倉庫から水害を乗り越えた当初の看板（木製墨書き）が新聞紙に包まれて見つかり感激ひとしおでした。
近年、全国各地で大災害がおこっていますが、東北の津波の濁流画面を見るたびに幼い頃の諫早大水害の真夜中の雷と濁流の恐しい記憶がよみがえります。
全国の被災地の皆様、早く乗り越えて立ち直ってください。

守り続けた手作りの味。

当社工場内には、代々受け継がれてきた食品加工の道具があります。容量を量るための秤もその一つであり、歴史を感じる佇まいです。自動で量れる機器の導入を考えた時期もありましたが、やはり手作業には敵いません。
諫早生活工業食品オリジナル商品である「たくあんの素」と「高菜漬」は、すべて手作業で作り上げております。生産する際は、不純物がないか確認して、梱包する際は、一品一品に愛情を持って丁寧に行います。それが当店の真心です。

見直される麹の力。

麹とは、米や麦などの穀物を蒸したものに麹菌を繁殖させたものです。この麹菌、実は日本を代表する菌として、「国菌」に認定されています。醤油や味噌などを作る際に欠かせない麹が、古くから日本の食文化を支えてきたことを考えると納得の事実ですね。
昨今、コロナ禍でおうち時間が増え、ご家庭で料理をする機会が増えてきました。そんな時だからこそ、麹の持つ力も見直されています。麹は、調味料を作る際に利用されるだけではなく、麹自体が調味料として活躍してくれるのです。例えば、米麹を使って、手作りの甘酒が、そして、いつもの唐揚げも塩麹を加えれば、お肉が柔らかくなり味もおいしくなります。天然の調味料である麹は、もちろん美味しいだけでなく、多くの栄養成分を含んでいます。今こそ、麹の持つ力を毎日の料理に活かしませんか？