2019年 9月例会報告

支部名:諫早支部 例会報告
日時: 9月19日(木)17:00~
会場:長崎ウエスレヤン大学
テーマ:言葉のちから
報告者:Az Support(株) 代表取締役 中尾 由花 会員

諫早支部は県内で唯一「産学連携委員会」が運営されており、長崎ウエスレヤン大学との連携がなされています。学長が諫早支部に所属する会員のため、その活動は非常に意義のあるものになっています。そういった活動の一環として例年9月はウエスレヤン大学に場所を移し、先生方や生徒さんたちも交えての支部例会を開催しています。
今回は、長崎出島支部の中尾由加さんから、「言葉のちから」というテーマでご報告いただきました。
私達が日頃何気なく使っている言葉ひとつとっても、それを受け取る相手によっても伝わり方は違うということ、そしてそれは相手を傷つけてしまうことも救う事もできるということを改めて考えさせられました。先生方もその難しさと可能性が入り混じっておられるようでした。言葉は時代の流れによって変化していきます。現代の言葉はどうでしょうか?インターネットの普及や機械化が進んだこと等によって、コミュニケーション自体が無機質なものになり、人間らしい温かな言葉が失われつつあると感じます。私達は少なからず社員さんを抱える身として、真剣に考えなければなりません。言葉や伝え方ひとつで会社が変わると言っても過言ではありませんし、影響力のある人というのは言葉のちからを持っている人ではないかと感じます。
グループディスカッションでは、あなたにキャッチコピーをつけるとすれば何ですか?というテーマで自由闊達な議論になりました。そして、グループ発表ではこれも恒例になっていますが、学生さんに発表してもらい、その雄弁ぶりに感心されている会員さんが非常に多かったことが印象的でした。言葉について深く考えさせられると共に、こんな学生さん達を地域に残せるように、私達は選ばれる会社づくりをしていかなければいけないと改めて強く感じる例会となりました。
文責 諌早支部 時 寛