2024年9月例会報告

日時:9月25日(水)18:00~20:30

会場:鎮西学院大学

テーマ:#流出はチャンス

報告者:パネリスト
鎮西学院大学 名誉教授 佐藤 快信氏
鎮西学院大学 2年 野中 智弘氏
Ex-teacher 代表者 山口 章代会員
コーディネーター(室長・座長兼務)
(株)九州ガスホールディングス マネジャー 上野 辰一郎会員

出席者数:92名(会員32名、ゲスト55名、他支部4名、事務局1名)

鎮西学院大学の学食において、長崎県の最大級の課題となっている「人口流出」をテーマに、元大学学長と元小学校教員と現役大学生のトークバトルが展開されました。
コーディネーターによる長崎県(特に県央地区)の人口減少や人口流出の各種データ提供及び問題提起に対して、各パネリストがそれぞれの立場で状況分析や対策を述べる形式で進行しました。
議論が進むにつれ、これって果たしてどう結論づけられるのか?と思うような多岐多様なトークに発展し、最終的に「産学官連携で学生や子ども達にちゃんとした地域産業体験や地域の大人達とのコミュニケーションの場を創出する」そんなビジネスや、学校教育のあり方や仕組みを構築することが大切なんじゃないかという方向性が見えてきました。
課題のキーワードは「学校や学習のあり方を変える」「4年大学女子のトリセツ」「中小企業の役割」「多国籍」「学生の心に火をつける中小企業」です。
パネルディスカッションの後の会員、高校生、大学生、移住者など多様なゲスト含めたグループディスカッションも「県央の未来を産学官でおしゃべりしましょう」をテーマに大いに盛り上がりました。
グループ発表も、高校生や大学生が本当に素敵なまとめをしていただき、概ね「県央の未来を支えてくれる学生や子ども達を産学官連携で育てていくことが大切だよね」といった議論が主流だったようです。
何はともあれ、多様な人たちによる議論の面白さと楽しさがふんだんに味わえた、素敵な例会になりました。
(文責 瀬頭 新治)