2024年8月例会報告
日時:8月21日(水)18:30~21:00
会場:諫早商工会館
テーマ:ダイバーシティ経営で年商100億への挑戦
報告者:(株)SPARK JOY 代表取締役 辻 栄太会員(佐世保支部)
出席者数:41名(会員26名、ゲスト6名、他支部9名)
多角化経営で2045年までに10社を立ち上げ年商100億円を目指す辻さんの報告はビジョンとメリット・デメリットが明確で、前提としてダイバーシティ経営を目指し障がい者や高齢者の仕事を生むためという素晴らしい目標でした。
多角化経営のメリットとしては、①リスク分散、②収益の増加、③ブランド力向上、④シナジー効果、⑤顧客層の拡大。その反面デメリットとして①経営資源の分散、②経営の複雑化、③シナジー効果の欠如、④リスクの拡大、⑤経営方針の曖昧化という分析でした。
グループディスカッションでは、危なっかしいという否定的な意見も一部ありましたが、まとめでは、ほとんどの方がバイタリティ溢れてチャレンジ精神が素晴らしいという意見が多く、できないことと難しく考えず戦略的に経営することでブランディング、関連事業の拡大をし、教育(共育)をやりながら目標設定をしっかり行い高みを目指すのが我々経営者の責務ではなかろうかとの意見や、ダイバーシティ経営という言葉が今後は当たり前となり、その人に合った仕事や多角化でマッチした仕事が見つかる事業が必要だということや、固定概念を外して、拘りを捨て、時代の変化に対応し、ダイバーシティ経営をしていくことが大切との意見もありました。
今回の例会を通じて、私個人としては、辻さんの明確性のあるビジョンが、断固たる決意表明にも感じ取られる報告で、大変感動しまた勉強になりました。
(文責 平辻 真哉)