2023年3月例会報告

 政策委員会の活動目的として、「中小企業憲章の浸透・中小企業振興基本条例の制定」を掲げています。
「中小企業憲章の浸透」については、2010年6月に「中小企業憲章」が閣議決定されており、その中に中小企業が地域経済の発展に貢献する役割が示され、国が中小企業の経済活動へのチャレンジを後押しする旨を定められていることを広く知って貰うこと。「中小企業振興基本条例の制定」については、中小企業が抱える課題や問題点などを行政や他の経済団体と協議する場としての振興会議を継続的に開催できるよう、その役割を記載した条例を制定することを1つの到達点として掲げていることを知りました。
 この目標は中小企業家同友会の三つの目的の1つ「よい経営環境をつくろう」に沿っており、加えて「国民や地域と共に歩む中小企業~私たちがめざす中小企業~」に沿った活動を行っていることを知りました。上記取り組みについて先ずは地域経済団体での地域活性化に対する方策の一致が必要とのことで諫早支部政策委員会では、同活動が先行している大村市に学び諫早市他経済団体(商工会等)に働きかけを実施していることを知りました。
 今回の例会における政策委員会の報告は、我々中小企業の活躍で地域経済をリードするために行政を巻き込み、業績を伸ばしやすい仕組みや環境づくりに働きかけることが政策委員会の活動であることと我々中小企業の業績向上のために中小企業振興基本条例の役割の大切さを知ることとなる大変よい機会となりました。
(文責 黒木 勝人)