2021年5月例会報告
2021年5月19日
最終更新日時 :
2021年9月23日
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日時: 5月19日(水) 18:30
会場:四季の蔵 食楽亭&Zoom
テーマ:『100年以上の畳屋がネット社会でやっていく後継者の挑戦』~Amazon、ECサイト、SNSなどを駆使して見えてきたものとは。~
報告者:小柳畳商店 五代目 小柳 竜士 会員
本文:諫早支部5月例会は、コロナ渦第4波という厳しい状況下ではありましたが、中村こずえ代表理事参席のもとゲスト3名、諫早支部34名(内Web2名)、他支部5名(内Web3名)総参加人数42名でコロナ対策万全の中で行われました。
1993年生まれの小柳さんは、1865年(慶応元年)に創業した小柳畳商店の五代目です。
幼い頃から家業の畳職人に憧れ、高校卒業後は福岡畳専門学校へ入学。卒業後は畳職人としての技術を構築しながら後継者としてやるべき事を考えていました。若い世代から離れつつある畳、それをどの様にして伝え浸透させていくのか。若い世代にターゲットを絞りスマートフォンケースを畳表で商品化して畳特有の香りと肌触りを体感出来るようにしたり、『坐・あぐら』という畳に直接的には関連のない物を商品化したり等々。また販路をネットへ広げていけるようSNS、ECサイト、Amazon等々を探求したそうです。そんな行動の中に様々なヒントを得られたそうです。今でもAmazonで販売されている『座・あぐら』は予想外のヒット商品となり、海外からの受注もあり、ネット社会では地球規模のマーケットがあるという事も知り、今後は海外に向けて積極的に畳の良さを発信していこうという力強い言葉で報告を締めくくられました。
何事にも探究する心と行動が事業を発展させるんだと肝にしみる報告でした。
(文責 諫早支部 前田 義幸)
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