2025年1月例会報告

日時:1月22日(水) 18:30~21:00

会場:諫早商工会館

テーマ:政策委員会ってなにやってる委員会?政策委員会を活用して中小企業が元気になる施策を提案していこう

報告者:(福)宮共生会 理事長 原田 良太会員(佐世保支部)

出席者数:32名(会員25名、ゲスト3名、他支部3名、事務局1名)

今回のテーマは、私にとって正直難しいと感じましたが、理解しやすいように実際に作成された資料を見ながらの報告内容となりました。
報告者の原田さんは、2002年、知的障害者通所授産施設「わらびの里」を父と共に開所し、福祉の世界への第一歩を踏み出されました。同友会においては、副代表理事や佐世保支部共育委員会顧問などを務め、2024年度より県政策委員長を兼任。各地行政と連携し、中小企業と県全体の安定·発展を目指した政策立案を行っていらっしゃいます。
報告では大村市中小企業振興施策に関する提言書等の資料をもとに、①長崎県における中小企業の存在意義  ②大村における中小企業振興基本条例制定までの動き ③今後の県政策委員会の動きと支部の取り組み提言についてお話いただきました。
報告後は、「何をどうすれば地域を元気にできるのか?」をテーマにグループディスカッションが実施され、たくさんの意見や報告がありました。
個人的な意見として、中小企業から行政への政策立案・制定に向けては、相手が理解できる言葉で何度もコミュニケーションを重ね、「行政・企業・地域」の三方よしとなる提案を行う必要があると感じました。
行政担当者が変わっても、提案内容が引き継がれるような仕組みも重要です。ゼロから言葉を生み出すのは大変ですが、今回の報告は、その足がかりとなる素晴らしい成功事例を示してくれました。
最後に原田さんは、「よい経営者になろう·よい会社をつくろう·よい経営環境をつくろう」という三つの目的を達成するための活動団体であると示されました。入会して数ヵ月ですが、多くのことを学ばせていただいています。感謝いたします。
(文責 上原 由紀)