2022年7月例会報告

テーマ:出会いで変わる、ツナガル同友会~異業種交流会~

日時:7 月22 日(金)18:30 ~ 21:30

会場:四季の蔵 食楽亭・Web

報告者:農業生産法人(有)長田製茶 代表取締役 長田 篤史 会員

 7 月は仲間づくりの日ということで仲間づくり委員会の担当で開催されました。今回は仲間づくり委員の長田篤史さんに報告していただきました。
 長田さんは長田製茶の3 代目として雲仙茶の製造販売を行われています。
 祖父が昭和10 年頃に東彼杵茶の種子を持ち帰り植えたのが長田製茶の始まりと聞いています。
 諫早高校から佐賀大に進み、その後静岡市の国立のお茶の研究所で2 年間お茶についてみっちり勉強されて、博多で長崎市・佐世保市・雲仙市合同のアンテナショップでお茶の販売や、海外輸出に向けてドイツのケルンアヌーガ商談会やオーストリアウィーンでの商談会に参加して、ウィーン大学の学生に美味しいお茶の淹れ方を提案したりして日本茶の美味しさをアピールされたそうです。ウィーン商談会で知りあったドイツの日本茶バイヤーさんと話がまとまり輸出することになったそうですが、ここ2年半コロナで輸出がストップしているそうです。
 また地元で古民家をリノベーションしてぽっぽや茶屋を開業して地域の交流やふれあいを通じて活動されています。お茶を使ったスリランカカレー、茶っ葉グリーンカレー、緑茶ラテなど美味しくて人気だそうです。前川清さんがタビ好きのテレビ番組で訪問された際、お茶をおいしいと絶賛されたそうです。
 また雲仙市小浜町に移住された方とコラボしてボトリングティーの販売をされています。いろいろなことにチャレンジして販路を拡大され、大変素晴らしいと思いました。
 これからも、いろんなことにチャレンジして美味しいお茶をつくりつづけて欲しいと思います。

(文責 東村 久儀)