北国では春を告げる花とも言われている「杏」は、果実が甘いことで有名ですが、種も滋養に富み、古くから喘息や咳の薬として用いられています。
中国には、慈悲深い名医が患者から治療費を受け取らずに、「代わりに杏を植えてください」と頼んだという故事があり、やがて、壮大な杏の林となり、その実りが人々のために役立てられたという美しい物語です。
冬を越え、春に美しい花を咲かせ、初夏には見事な実りを迎える杏の姿は、「知性」「慈愛」「健康」「長寿」「勇気、忍耐」の彩りを持っており、フランスでは「不屈の精神」が花言葉です。
中華ダイニング杏ていは、お客様の健康を考え、素材にこだわり、素材の美味しさを活かした美味しい料理を提供したいと励んでおります。